院長コラム

対症療法より根本療法

患部だけを狙った対症療法は結局その原因を見ていません。
鍼灸だけに特化した鍼灸院は患部に痛みや不快なものを現す原因を見つけ、そこを改善させる根本治療を行います。
安易に薬や湿布で効いているうちはいいですがそれを繰り返していくうちに対症療法は効かなくなり根本だけがどんどん悪化し、慢性的な痛みが居住いてしまいます。
鍼灸医療はそうなる前に予防、なってしまってからは慢性化の除去の治療。時計の針を戻していくように楽になっていくことが実感できます。もちろん、食生活や生活リズム、ストレス環境などの生活面の改善もご一緒に考えていきます。

病院は病気になってしまってから行くところ。予防はしてくれません。
ケミカルな服用薬や市販のサプリメント摂取のやり方と、ご自分の自己治癒力をアップさせるやり方、どちらがいいのか聞くまでもありませんね。

 

現代では、薬や注射で、手間をかけずに病気を治せると考えがちですが、江戸時代の人々は病気になっても医者に診てもらえる人は限られたお金持ちや武士階級の人たちでした。

ところが、実際には医療について一般庶民は大変関心を持っていて病気にかからないように灸をすえたり、湯治にでかけたり、暴飲暴食や時間の観念を正す「養生法」を取り入れていました。

このように現代医療の中で忘れられている根本的に大事なことをもう一度考えてみることはいかがでしょうか。


「鍼灸治療について」動画 - 公益社団法人 日本鍼灸師会製作 です!
http://youtu.be/zizU01619GE

(公社)日本鍼灸師会のHPもご覧ください!
http://www.harikyu.or.jp/

※ WHO(世界保健機構)が認める鍼灸の適応例

NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠があり、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。
WHO(世界保健機関)鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次ぎのものを挙げています。

【神経系疾患】  

◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

【運動器系疾患】  
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
 
【循環器系疾患】  
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
 
【呼吸器系疾患】  
気管支炎・喘息・風邪および予防
 
【消化器系疾患】  
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
 
【代謝内分秘系疾患】  
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
 
【生殖、泌尿器系疾患】  
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
 
【婦人科系疾患】  
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
 
【耳鼻咽喉科系疾患】  
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
 
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
 
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児ぜんそく・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

上記疾患のうち慢性の◎神経痛・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・◎腰痛・◎関節症は、わが国においては、鍼灸の健康保険の適用が認められています。

 

WHO(世界保健機関)のガイドラインには、41種以上の疾患に効果があると、明確に記されてい

ます。

主な効果として、痛みを和らげる鎮痛効果、血行を改善し疲労回復を促す効果、

筋肉の緊張を緩め動きをよくする効果、自律神経や運動神経の失調を整える効果、

免疫能力を高め抵抗力を強める効果などがあげられます。

近年の研究では鍼灸で身体の一部を刺激すると、中枢神経の中にモルヒネのような役割をもったホルモン

(内因性オピオイド)が放出されることが解りました。このホルモンが、痛みを脳に伝える神経経路をブ

ロックします。また、鍼灸刺激は神経を刺激して血行を促進し、痛みや疲労の原因となる物質を老廃物とし

て排出する作用も持っています。また、自律神経に効果的に作用し、胃腸や心臓・血管などに作用しその働

きを調節します。最近では、ヒトの持つ免疫力を賦活させる働きについても様々な研究がなされ効果も期待されています。

1997 年には、NIH( アメリカ国立衛生研究所) から、鍼灸療法の病気に対する効果とその科学的根拠を認める見解が発表され、WHO( 世界保健機関) でも、様々な症状や疾患について、鍼灸療法の有効性を認めています。

さらに、鍼療法の鎮痛効果を科学的に説明する新発見がありました!

鎮痛のために世界中で広く利用されている鍼(はり)療法は、アデノシンと呼ばれる鎮痛作用をもつ自然の化学物質の分泌を促すことによって痛みを抑えることが明らかになりました。

アデノシンは、負傷後に、神経信号を抑えて痛みを和らげるために、皮膚の中で活性化する神経調節物質です。また、睡眠を制御して心臓を健康に保つためにも役立ちます。

さらに、アデノシンのレベルの低下を遅らす作用をもつ、よく知られている特定の悪性腫瘍治療薬を鍼療法に加えることによって、鍼療法の鎮痛効果を高めることができることをネズミの実験で確認しました。

エンドルフィンは脳内で機能する神経伝達物質のひとつです。

内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を示します。特に、脳内の報酬系に多く分布しています。内

在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられています。そのため脳内麻薬と呼ばれることもあります。

また、β-エンドルフィンという物質は脳内麻薬の一種で、モルヒネに比べて6.5倍の鎮痛作用があります。

この脳内伝達物質は1975年に、異なる2つのグループによってそれぞれ発見されました。

1つめのグループは、スコットランドのJohn HughesとHans Kosterlitzで、彼らは豚の脳からこれを発見しました。彼らは、この物質を「エンケファリン」(ギリシア語で「脳」を意味する)と名づけました。

ちょうど同じ頃、アメリカ合衆国のRabi SimantovとSolomon H. Snyderは、仔牛の脳から同様の物質を発見し、彼らはこれを後に「エンドルフィン」と名づけました。

Roger Guilleninらも豚の視床下部、脳下垂体などからモルヒネ様物質を抽出して、エンドルフィンと名づけました。この語は「脳内モルヒネ」を略したものであり、「体内で分泌されるモルヒネ」の意味です

(モルヒネはペプチドではなく、動物内では分泌されず、いくつかの植物によってのみ生産される物質です)。

モルヒネ様ペプチドには、少なくとも3系列が存在します。エンドルフィン分子は、大型ペプチド前駆物質を分泌する、プロ-オピオメラノコルチン(POMC)と呼ばれる遺伝子によって符号化されています。この

POMCは、視床下部の弓状核と下垂体において発現されるようです。最も良く知られたエンドルフィン分子は、アルファ、ベータ及びガンマの各エンドルフィンです。その中でも、ベータ・エンドルフィンは苦痛除去の時に最も現れるとされています。

その他の、モルヒネ様ペプチドには、上記でも触れたエンケファリンとダイノファリンがあります。

このように、鍼治療はさまざまな物質が関与し、その効果が科学的に証明されているのです。

以上、いろいろとお話してきましたが、簡単にご説明しますと、鍼の効果としては
1.皮膚、皮下組織の刺激による副交感神経の亢進
2.筋組織の刺激による交感神経の亢進
3.脳内モルヒネの発生:エンドルフィン等の内因性オピオイドにより痛みの軽減、消失
4.鍼刺激による組織破壊による貪食細胞の増加:免疫力増大
5.アデノシンによる鎮痛効果
ということです。

 

健康保険の手続きについては、当院でご説明致します。

 

 

その他、労災保険(労働者災害補償保険)、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)、生活保護医療を取扱うことができます。
 
1.労災保険について (はり・きゅう、マッサージ)
本院は労災保険指名施術所です。労災保険で治療を受けることができます。鍼灸に加えてマッサージもできます。この場合、ご本人の負担はありません。労災保険を使用するには、会社の労災担当者に連絡を取り、以下の書類を用意していただく必要があります。
(1) 「療養補償給付たる療養の費用請求書」
業務災害用と通勤災害用があります。事業主に必要事項を記入してもらい、証明捺印してもらいます。
(2) 「はり・きゅう診断書」 診鍼様式第一号(医師の診断書)
業務災害の場合:様式第7号(4)
通勤災害の場合:様式第16号の5(4)

 

詳しくは労災保険情報センター http://www.rousai-ric.or.jp/tabid/60/Default.aspxをご参照くださるか
当院へお問い合わせください。

医師に記入、捺印してもらいます。
(3) 「施術効果の評価表」
病院との併用治療になる場合に必要になります。医師に記入、捺印してもらいます。

 

 

2.自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)について
本院で鍼灸、マッサージ治療を受けたいという希望を、保険会社の担当者に伝えてください。
合意後、自賠責保険を使った治療を受けることができます。ご本人の自己負担はありません。
交通事故で生じた痛みやしびれなどを軽減します。
現在、通院中の整形外科など医療機関での治療と併用が可能です。
保険会社ご担当者様又はご本人様から当院までご連絡いただければ、お手続きにつきまして詳しくご説明いたします。

3.生活保護医療による鍼灸・マッサージ治療について
生活保護医療による鍼灸マッサージ治療の取扱いは、健康保険とは手続きが違います。

詳しくはお問い合わせください。

 

 

東洋医学と西洋医学の接点

 

抗がん剤治療で激減した白血球数を鍼灸で回復、治療継続が可能に

 

 がんと診断されたら、手術、抗がん剤の投薬、放射線の照射、さらにはそれらの治療方法の組み合わせが一般論である。当然、こうした治療は必要であることはいうまでもない。

しかし、治療を受けたがん患者さんの状況を見れば、がんの徹底的な治療とは言えない部分が出てくる。これらの治療法にはほとんどの場合副作用が生じるからだ。さまざまな副作用で患者さんが苦しむのは本当に残念なことである。

 なぜ酷い副作用が起きるのか。それは、西洋医学におけるがん治療の不十分で未解決な部分である。そこで、補完治療としての鍼灸、漢方などの治療が必要で、西洋医学よりうまく解決できる実例を臨床現場では非常に多く経験している。その中からまず、鍼灸による補完的治療を紹介する。

 平成15年夏ごろ、神奈川県から来た患者さんは原発性の膵臓がんで、胃へ転移もあった。手術中、がんが広範囲で癒着していたため摘出手術がうまくいかず抗がん剤治療となった。
 ところが、入院でおこなった3回目の抗がん剤投与により、白血球数が急速に下がり、担当医がいくらの白血球を上昇させる薬を投与しても、白血球数がなかなか上らず、悪心、嘔吐も頻発し、髪の毛の脱けも続いた。

 2週間後、担当医は「いろいろな薬を使っても、白血球数が上がらないので、帰宅して療養してください。白血球数が上がったら、抗がん剤の点滴を再開しましょう」と告げ、退院させられた。退院1週間後に、再度血液検査しても、白血球数に変動は無く1900/μℓであった。

 この方は、「手術もできない、抗がん剤治療もできない、死ぬしかない」と絶望感にさいなまれてしまった。その時、私が書いた『針灸の世界』(集英社新書)を友人から紹介され、彼は本を読んで早速来院したという。

 

抗がん剤治療下激減した白血球数が回復

 初診時には、蒼白な顔色の彼は低い語勢で途切れ途切れに話す。「めまいがひどい。元気も全々ない。毎日横になってばかりいる」脈診は沈んで取りにくい。舌診は白い苔で、舌辺には歯痕が深く残っている。血液検査データを読めば白血球1700/μℓ血小板8.2/μℓある。これは抗がん剤の細胞毒のために、人の気を大量に消耗し、酷い気虚証になっていると考えられた。気虚証は簡単に言えば、元気が無くやる気が出ないような状態だ。

 大補正気(身体の不均衡を是正し元気を取り戻す)、白血球を上昇させる治療原則を立て、百会(ひゃくえ)、扶正五要穴(ふせいごようけつ)、足三里、内関などのツボに鍼灸を行った。

 治療後、患者さんの顔色はややピンク色になり、話す声も前より大きくなった。そのまま週に2回の治療を計画した。5回目来院時に、「先生、鍼灸が効いたよ。昨日、病院の血液検査を受けて白血球は3900/μl

信じられない。すぐに、抗がん剤の点滴を再開したよ」と笑顔で報告した。

 

 その後、鍼灸治療により白血球の正常範囲(3,5009,800/μl)を守りながら、無事に3カ月の抗がん剤の治療は終了させた。

 この症例の成功が口コミで広がり、がん専門病院などからの紹介もあって、白血球上昇のために来院するがん患者が急増した。今まで285名の患者さんに対して治療を行い、その有効率は85%となる。

 なぜ抗がん剤の投薬による白血球数の減少を、鍼灸治療で改善させ、正常範囲に戻すことが可能であるのか?


2つの点から説明できる。ひとつには鍼灸治療が身体全体のバランスを整える調整作用があり、がん患者さんの気を補い体力を増進することができるということ。ふたつめは、白血球を上昇させる特効穴「扶正五要穴」の力である胸骨の両側に、第1肋骨から第五肋骨の肋間、左右にある合計10穴である。 扶正五要穴は、人の胸腺の内部の状態が表面に出現する(体表投影)部位に相当する。胸腺は人間の免疫系のひとつであり、Tリンパ球と呼ばれる白血球をつくっている臓器で人の免疫機能とつながっている。

 扶正五要穴に鍼灸すれば、人間の免疫力を調え、体力を増加し、白血球を上昇させることができるだろう。マウス20匹に薬餌を食べさせ、酷しい下痢を発症し、痩せて、震えが起こり、食欲ない虚弱モデルを作った。そのマウスを2群に分け、一方の10匹は、扶正五要穴の相当部位に灸をし、他方は何もしない。1週間後、灸をしないマウスのすべてが死亡し、灸をしたマウスの2匹は死亡し、残る8匹では食欲が戻り、下痢も止まり元気になった。灸をしたマウスの中には1カ月後、妊娠ができた個体があり、その回復の効果を実感した。
 こうした実験結果や実際の臨床結果から、扶正五要穴の有効性が強く示唆される。

( 参考文献:呉澤森先生・ 迎先生 「東洋医学と西洋医学の接点」連載記事より)

 

 

 鍼と施灸の組み合わせでこのような病院の抗がん療法でダメージを受けた患者さんの治療は日常の一コマです。

西洋医学でがんを叩く。正常細胞も当然叩かれる。でも、白旗を振る前にがんにやられた自己に元気を与え再び活力を得て病院の治療と向き合える。そして勝つ。もっと、日本の医療の中で東西の医療がそれぞれ独り占めせず、お互いの弱点をフォローしあったジェネラルなものにしていければ、どれだけの患者が救われるかわかりません。

 

<美容や自律神経の調節にも。>

NHK朝ドラ主演の波瑠さんも頭鍼ケアで気持ちよさそう。

http://shinkyu-net.jp/archives/1154

 

【パーキンソン病の倦怠感が鍼灸で改善!】 

http://healing-studio.com/perkinson.html

 

 薬物よりも鍼灸が良い場合

https://gunosy.com/articles/aWOAD

 

 鍼灸が認知症やアルツハイマーの進行を遅らせる効果が期待できるという海外レポート

 http://healing-studio.com/arutuhaima.html

 

医師が監修する花粉症に鍼灸治療が効く理由

http://www.skincare-univ.com/article/006083/

相互リンク

(公社)東京都鍼灸師会
http://www.harikyu-tokyo.or.jp/ecsv/front/bin/ptlist.phtml?Category=1593

 

NPO法人日本臨床研修研究機構 facebook

https://ja-jp.facebook.com/nichirinken

  

交通事故なら当院にご相談ください
http://ekodapalaceshinkyuchiryoin.on.omisenomikata.jp/


練馬区鍼灸師会
http://www.nerima-shinkyu.org/

 

江古田パレス鍼灸治療院(facebook)

https://www.facebook.com/JiangGuTian?fref=ts

 
AROMA SHU (アロマ 修)
http://aroma-shu.com/

 

「ほうれい線対策のQ&A いつまでも若々しく!」

http://hourei-sen.jp/link-collection/link-collection3.html

 

鍼灸net
http://www.shinkyu-net.jp/

http://shinkyu-net.jp/archives/715

鍼灸コンパス
http://www.shinq-compass.jp/salon/detail/376/

 

鍼灸ナビ

http://www.neonavi.co.jp/sinkyu/relaxroom3/

 

三療サービス(はり・きゅう・マッサージ・指圧)のご利用を

練馬区内の65歳以上の方を対象に、はり・きゅう・マッサージ・指圧の中から希望するものを1人年間4回まで、1回1500円で受けられるサービスを実施しています。
利用できる回数は申し込んだ月により異なります。
 
※練馬区三療師会協力。

●申込み
区民事務所(練馬を除く)、出張所、総合福祉事務所【光が丘(光が丘区民センター2階)、石神井(石神井庁舎4階)、大泉(大泉学園ゆめりあ1〈4階〉)】、高齢社会対策課事業係(区役所西庁舎3階)で直接申し込むか、ハガキに

①三療サービス利用券申請
②住所
③氏名
④生年月日
⑤電話番号をご記入の上、

〒176-8501
区役所内高齢社会対策課事業係まで郵送でお申し込み下さい。

※地区区民館、敬老館、高齢者センター、厚生文化会館、高齢者相談センター支所で申込ハガキを配布しています。

●問合せ
高齢社会対策課事業係
電話:03-5984-4763

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